ろくめん☆ろっぴ

サークルろくめん☆ろっぴの同人活動・競馬・ingress・お仕事関係など綴ります。さばかんつなお=どうかんやしま。

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Ingress上田アノマリー&ミッションデイ(その3)

 ハロー!

 アノマリーにたどり着かないまま第三弾。気が付けば、さば田太平記となりそうな勢い。作者はさば波正太郎。

 受付から出たあとは気になりまくりな真田坂を登って見ることに。アノマリー開始の14時までは相当時間がある状況。

■各商店街の看板には六文銭があしらってある。さすが真田の城下町。

■万年筆の庄村をはじめ建築物が実に素敵。

■坂だねえ。メイン使いの三井住友銀行があったので助かった(三井住友銀行の支店は少ない気がする)

■この建物、栄屋工芸店に惹かれるモノがあった。「あんたならできる!」違うw

■みやざわさんのすべてが渋すぎる。3連の窓がかわいい。

■「海野町の今昔」というのが良かった。時代に流されず手書きに写真というのも素晴らしい。

 真田坂を登っていると、渋いアーケードな商店街が目に入った。信号の上には海野町の文字。真田一族が最初に仕えていたのは海野氏だった記憶。地名に残っている感じなのかな?

 そしてサマーウォーズにも出てきた気もする。上田わっしょいと言う夏の一大イベントのシーンかな。

 気が付かないまま聖地巡礼だったのか。

 上田わっしょいにサマーウォーズ連が出ていたという画像を目にしたことがあります。アバターの着ぐるみが出ていた様な。

 機会があったら上田わっしょい当日に行ってみたいもの。

 我が足利市にもヤングヤング大行進っていう奇祭があったなあ。今はやってないけど。

 この交差点を向かって右に行くとミッションデイ当日はAGによる頒布会があった。この日はそのまま直進。

「目的地はそのまま道なりに直進です」と、さばナビで脳内再生。

■はなおかのロゴとアイコンが何とも素敵。

赤瀬川原平先生でお馴染みの超芸術トマソンな物件があった。しかも大きい。

トマソン的には原爆タイプになるのかな。奥行きがありすぎるトマソンだった。

上田信用金庫原町支店の建築デザインに惹かれるものがあった。中も見てみたかったなあ。

 目的地はここです。池波正太郎真田太平記館です。

 中高生の時は貪る様に、ありとあらゆる書籍を読んでいました。電話帳や郵便番号帳にグランド事典まで。

 それはともかく、その時代に池波正太郎真田太平記にも出会って影響を受けたものです。あとはNHK大河ドラマ真田太平記ですね。

 いまでも真田昌幸丹波哲郎のイメージなのです。

 上田アノマリーのPoCでもあるnetool氏から「池波正太郎生誕100年記念展示が開催されている」と情報を頂いたので、これは行かねばと早速見学に。

 内部の写真を上げてはダメだろう、としました。特に撮影禁止とか何とかは書いてなかった記憶。

 入場料は400円。受付の人に声を掛けて支払い。「初めて来たのですか?」と問われて「初めてですにゃ-」と答えるものの「にゃー」に関してはスルーされて説明がはじまる。

 基本的に順路の説明なんだけど。

 順路最初の階段を上がって2階の展示物が個人的にメインだった。池波正太郎の原稿などが展示されていたのが良かった。

 真田太平記以外にも仕掛人藤枝梅安の原稿も展示されていた。池波の書く文字が結構かわいい系。鉛筆で書いている感じにも見えた。

 写真もいろいろとあったなあ。

 真田にまつわるVTRなども見ることが出来た。大坂冬の陣などの陣形や上田城や名胡桃城などのVTRをじっくり堪能できた。

 1階にもいろいろと展示物があった。そこには池波が愛した上田の地について資料などが展示されていた。

 その中には一度行ってみたいお店までの地図があったのです。行ったら100%並ぶのは分かっていたけど、ひとり旅だし並んででも食べたい、と池波正太郎真田太平記館を後にしました。

 太平記館の前にはAGたちが陣を張っていた状態だったかも。

 目的の店までGoogleマップで調べて歩く。まあ、まともに歩く訳じゃないんだけど。

■寺島理容館のサインポール擬人化(?)がいいなあ。店主の絵心なのか、こういうのがあるのか。他で見たことがないので絵心だと思いたい。

■隣りにあったカメラの梅花堂のシャッターアート天体望遠鏡のシルエットというのに店主の趣味を感じる。上田の星空はきれいな気がする。

■通りから中に入ったところにかつてのお茶屋さんがあった。静岡茶と文字が残る。こういう建物も好き。

■ストリップ小屋があったのかー。と変に感動してしまった。

■ライブハウスだったのかカラオケ屋だったのか。

 とその横を見上げると「上田映劇」の看板が。

 この文字を見たときいろいろ思い出した。かつての上田劇場だ。上田劇場が映画上映を取りやめるという報道を目にしたのを覚えているのと、市民活動で劇場を存続させているというのを耳にした記憶があった。

 映画サマーウォーズの時は時代的に映画上映をしていたと思うんだけど封切館だったのかは知らない。

 しかし100年以上の歴史ある建物で上田映劇として上映を続けているのは、素晴らしいことだと思う。上田市民の文化が高い証じゃなかろうか。

 悠然と時の流れを過ごし上田市を見守り続ける上田映劇。これからも存続して欲しいもの。

 上映中の作品を観ている時間が無かったので内部に入るのは諦めるしかなかった。もったいない。

 上田映劇から歩いて少しのところが目的地である蕎麦屋の「刀屋」

 池波正太郎真田太平記執筆のときに通った蕎麦屋がこの刀屋だったとのこと。絶対口にしたいじゃないですか。池波正太郎の気分も味わえるじゃないですか。本当にさば田太平記が書けるかも知れないじゃないですか。

 それはともかく12時頃に到着で良い感じの行列が出来ていました。それでも長い列じゃなかったので気楽に構えていたのですが。

■並び始めに撮影。大陽が照りつける中、並んでいました。人数的には凄くいる感じじゃなかったけど……。

■並び始めて40分以上して先頭近くまで。葦簀の影が涼やか。

 先頭まで来て15分ほど待ってから店員さん呼ばれて入店。中は古めのお蕎麦屋さんって感じ。

 天ざるを注文しようかと、お品書きを眺めていたけど気が付かなかったのでざる蕎麦の並を注文。

 少ししてから天ざるがあるのを知ったけど諦めた。天ざるを注文した人が居て「マイタケは抜いてください」と言うお客さんが。

「それを俺にくれないか」と言いたいところをグッとこらえるさばかんつなおの胸の内(河内音頭風に)

 そこまで大げさじゃ無いけど。 

 程なくしてざる蕎麦が目の前に。想像を超える盛り方で感動した!

■山になっている。太郎山なのか!?

■蕎麦ちょこも全てが良い。

 東京の蕎麦の様にすすることは出来るけど、そこは食べ応えのある信州蕎麦。もぐもぐと蕎麦の味わいもしっかりと楽しめるひと品。

 返しは辛口かな。それでも個人的に好きな味わい。ああ、こんなに美味い蕎麦があるのだと感心しきり。

 そして最後のそば湯が本気で美味かった。そば湯で「うわああ」となったのはココが初めてだなあ。濃厚なそば湯で最高だった。

 上田市に再訪した際には、刀屋で蕎麦を食べたい。出来れば誰かの奢りで。

 刀屋を後にして上田駅方面へ。こういう建物に目が行きがち。

 真田十勇士穴山小助がキリリとたっていた。

 そして上田駅近くの土産物屋で購入した信州りんごサイダーで鋭気を養う。

 この時、13時40分くらい。さあ、14時まであと少し!

 と、話しもアノマリーと進む頃ですが、ちょうど時間となりました。続きはまたの機会と存じます。山と山とは会えぬもの。しかし人と人とはまた会える。

 それでは皆さんさようなら~♪

 続きは27日以降と言うことで~。