幼い頃から競馬は好きだったけど血統云々はこの本がなかったらハマらなかったな。
「血とコンプレックス」(KKベストセラーズ)中島国治氏 3200円
古本屋でたまに見かけるレベル。
当時、風のうわさで凄い本があるって聞いて慌てて買いました。新宿紀伊國屋書店で。金もないのに買いましたね。
相当、変な本だと思いますよ。
でも、血統が絶える理屈は何となく分かるし、コンプレックスの理屈も理解できます。当時、ナイスネイチャやマチカネタンホイザが善戦しか出来ない理由もそれなりにですが個人的に理解できました。
二年くらい毎日読んでいたけど後半は理解が難しい。月とか0の遺伝とかは大変。
質・量の遺伝関係はそれとなくかなあ。
この本でもっと競馬が楽しくなったのは事実です。
牝馬の好調期はちょっと微妙ですが(笑)
今でも月イチくらいで読んでいるけど全部理解できないです。70%理解したかどうか。
で、この本が騎手で馬券を選択するようになったキッカケ。
この本を読んだら騎手で選びたくなります。
しかしラジオ短波時代の本ですよ。古いね。でも1999年か。
さっきの「血とコンプレックス」は1993年。
それ以前に競馬はやっていたから相当負けてるなー。でも、競馬や実況を通じて思い出がたくさんあるから楽しいけどね。
父系もだけど牝系を追い続けると面白いと思いますよ。
競馬実況も風景になるかな。最近は良い実況ってあまり無いと思うけど。ルメール騎手が固め勝ちした時「神ってる」のフレーズを使いたくなるのは分かるけどダメな例(笑)
杉本清さんの宝塚記念の前フリは好きだけど晩年は辛かったなあ。アイルトンシンボリのも酷かった記憶。
それと実況していて「カメラマンさん後方の馬を映してください」だもんなあ。
薄々分かっていたけど双眼鏡を持っている体で実況してほしかった。
変に肩入れしている実況って好きじゃないんだよね。
民放だから仕方がないんだろうけど。宝塚記念で「頑張れオグリキャップ」って言っちゃうし。
でも、最後は杉本清さんにちゃんとダービーの実況をして欲しかったけどね。
天邪鬼ですな。