子どもの頃から変な憧れがあった三角線に乗った。
宇土駅を起点として終点が三角駅。距離区間25.6kmに駅が9つある。

宇土半島(熊本県宇土市)グーグルマップより
三角線に興味を持ったのはブルートレインブームや国鉄時代のいい旅チャレンジ20,000kmあたりだと思う。その頃、愛読書のひとつは時刻表、テレビ番組「みどりの窓口」は欠かさず視聴という小学生だった。
あと路線図を眺めていて半島のドンツキまで走って先が無い。これは先の島(天草)まで走らないのか、とか。三角をサンカクと脳内で認識していたので、サンカクセンという名前も変だよなあ、という印象が強かったのかも知れない。
そうです三角線は、ミスミセンと読みます。地名とか路線に興味が無いと案外読めないかも知れない。難読まではいかないのだろうけど。
前々日の酔い潰れも何のその、天気予報も良い方に裏切って好天であった。


起点の宇土駅に三角線の車両が入線。気動車、ディーデルカーである。起点は確かに宇土駅なのだが、すべての車両は熊本駅から鹿児島本線を走り宇土駅から三角線へと走るのだ。
単線なので途中で入れ違いがある。これを熊本では離合と言うらしい。ボクの地元だと交換です。

今回は住吉駅で離合があった。緑川で反応しそうな人もいそう。

やけに空が青い。5月の空という爽やかさだった。
住吉駅を抜けて赤瀬駅の間では鮮やかな色彩を楽しむことが出来た。
遠くに見えるのは長崎県島原。トップにはったグーグルマップを参考にしていただければなんとなく分かると思う。



車窓がきれいなので眺めも素晴らしい。ガラス面にスマホを押しつけて撮影という感じ。ガラスに照り返しが無かったので撮影もしやすい。
赤瀬駅から石打ダム駅そして波多浦駅方面へ。
海から山間部へと抜けていく。





波多浦駅から三角駅と向かうときに半島の反対側にある海が見えてくる。急展開の面白さがあった。
終点の三角駅に近くなると商店街……が見えてきた。



ちょっとと言うか寂寥感がある。
終点の三角駅に到着。三角の空に黄色が映える。


休日効果なのか想像していたより乗客がいた。地元の中学生がグループデートぽい感じで三角駅まで乗車していたのが印象的。
ちょっとした冒険心もくすぐられて三角港を堪能できるのは中学生くらいにはちょうどいいのかもしれない。
わしらはそれが足尾線*1だった……。着くのが足尾銅山跡……。

けっこう潔い終点。

三角駅の駅名標。駅名の由来があるのも助かる。JR九州はマリオかなにかとタイアップをしているのかとにかくマリオ系で満ちすぎている。
改札口にしろトイレにしろのれんがつけられている仕様。なぜのれんなのかはわからない。


三角駅の天井。
駅の内装などは観光列車「A列車で行こう」の運行が始まる2011年10月8日にあわせてリニューアルをしたとのこと。

将棋の駒っぽい三角駅。

これが三角駅駅舎の全貌。
駅舎自体は1941年竣工。海と空が似合うシルエット。この屋根の形は5月4日分のブログに掲載した不知火でみかけた建物を思い出す。
これくらい観光客がまばらなくらいが落ち着く。
暑いのだけれども体力を必要以上に消費する感じでは無かったな。
はじめて乗る三角線の乗り心地は最高に良かった。
次回は三角駅周辺。
*1:現:わたらせ渓谷鉄道