ハロー!
いろいろ落ち着きました。
実のところ父親が亡くなって葬儀が終わるまで大変なひと月だったのです。
長男はとにかく大変。全国の長男は覚悟した方が良い。
形見分けでROLEXの腕時計が。
時計には全く明るくなく、ROLEXとしか分からないレベル。何とか文字盤にデイトジャストというのを発見して、そういうシリーズがあるという薄い手がかりノミ。
本物であろうという確信は、動かなくなったとき修理に出して、修理された状態で帰ってきたという事実。
確か、父親が修理を出すのが面倒くさそうにしていたけど、何かのきっかけで東京のROLEX代理店に修理を出して部品が国内に無いからって本社送りになった記憶。
正規品じゃないと修理しないだろうしねえ。
これの時代がいつのモノか知りたかったんだよね。
新宿伊勢丹のROLEX代理店へ突撃したのですが、お店のイキフンに押されてしまった。それを押し切って、店員さんに調べてもらうと1950年以降の時計という話を聞きました。綺麗な状態なので大切にしてください、とのこと。
もう少しキッチリ分からないものかと、中野ブロードウェイ三階にあるROLEXな時計店に行って店員さんに聞いてみたら、風防を爪先で無造作に叩きながら「プラスチックなので1980年より前のモノ」とのこと。
金にならない相手と言うことであろう、思い切り見下した教養感じられない態度対応で格差社会を感じた。
記載すれば、ジャックロードという店舗。
ものすごく釈然としない感じだったので、近くにあった「かめきち」と書いてある時計店の店員さんに聞いてみた。
ベルトを外すとシリアルが分かるから外して確認していいですか? とおっしゃったのでお願いしました。少し時間をおいて、シリアルに傷が入っているから分からなかったです、とのこと。たぶん2世代目1970年以降ではなかろうか、と。
頑張って調べてくれたので感謝ですよ。お店のイキフンはちょっと怖かったけど、対応してくれた店員さんは金にもならないのに、ありがとうございます的な。
そのあと用事があるので、サンモール商店街を歩いていたら「TWC」と言う時計を扱っているお店があったので聞いてみました。
対応してくれた店員さんが時計が好きなのかなあ、しっかり調べてくれたのですよ。ベルトを外したら傷が入っているのは、店員さんも分かっていて自然消耗とのこと。それじゃ仕方ないなあ、って思っていたら、電球付きのルーペで頑張ってシリアルナンバーを読み解いてくれて「2036123」で1966年製というのがハッキリしました。
その店員さんに扱い方などを訊ねたら詳しく教えてくれました。日常使いで大切にしてくださいとのこと。水は気をつけないとダメですねって。あと五年に一度オーバーオールしてくださいとのこと。
僕が高級腕時計を購入する機会があったらTWCにするであろうし、誰かが買うということになったら、「最初にTWCで聞いてみたら良いよ」と勧めますよ。
極めて感じの良い店員さんでした。お店のイキフンはアレな感じでないのでよさそう。
まあ、見る目は無いと思うが。
ネット上や会ったりしたら結構大丈夫そうなひとだよ。わからんけど。